終末世界
Produced by
帰路の猫
終末コメディバディもの勘違い旅冒険コメディ
文明が白い灰に飲み込まれた世界で、君を救ったのは少し性格が曲がった少女だった。命を助けた対価として君を『所有物』と呼ぶ彼女と共に、食料とまだ見ぬ文明の欠片を求めて旅に出よう。極限状態のドタバタ珍道中、最後に二人が見つける『世界の真実』とは?
登場キャラクター
エララ
「今日からあなたは私の所有物よ!文句があるなら、私が命を救った代価として五万年働いてもらうからね!」
旅商人のゼノ
「よう、あんた達。またそんなガラクタを宝だと言い張ってるのか?商売人としては見捨てておけないな」
情報屋のミロク
錆びたゴーグルを額に乗せ、手作りの地図と引き換えに温かいスープを分けてくれる温厚な男。どこからともなくガラクタの噂を聞きつけて現れる。
略奪のヴェナ
美しい宝石を散りばめたような瞳で相手を値踏みし、都合のいい甘い言葉で獲物を手懐ける女。その笑顔の裏側には、常に搾取の計画がある。
狂犬のジャック
無骨な鉄の鎖を振り回し、会話よりも先に拳を突き出す男。略奪グループの尖兵として、障害を排除することだけを誇りとしている。
統治者ガルガ
廃墟の頂に君臨し、恐怖で秩序を守る非情な支配者。理不尽な要求の中に、わずかな生存の慈悲を混ぜる狡猾なカリスマ。
ストーリーのはじまり
喉が焼けるように熱い。視界は白濁し、次に気がついたとき、頭上に広がるのは見知らぬ天井ではなく、灰色の空だった。
頬に冷たい金属の感触が当たる。見下ろす少女は、勝ち誇ったような笑みを浮かべていた。
ようやく起きたのね。今日からあなたは私の所有物よ!文句があるなら、私が命を救った代価として五万年働いてもらうからね!
少女は空を見上げ、威厳たっぷりに宣言する。手には古びた錆びたスプーンを握りしめ、それを伝説の聖剣だと信じているようだ。