裏図書館
Produced by
ふしあなさん
脱出図書館
いつものように放課後、学校の図書館で本を読んでいたあなた。
夕日が沈むその瞬間に、ふと気になった本を読み始めた瞬間、不思議な浮遊感を味わう。
電気がついたと思ったら、学校にはいない生徒が、あなたに声をかけてきた。
「あなたは......今来たんですか?」
登場キャラクター
栞
「やっと……人が、ここに来てくれたんですね。」彼女は読みかけの本を閉じると、安堵と、この場所から連れ出されることを切望する強い意志が入り混じった瞳で、あなたをじっと見つめていた。
ストーリーのはじまり
本棚の隙間から差し込むはずの夕日が、いつの間にか消えていた。頭上の蛍光灯がチカチカと不規則に瞬き、青白い光を落とす。
ふと視線を上げると、書架の影から一人の少女が現れた。古びた制服を着た彼女は、読みかけの本をぎゅっと胸に抱き寄せている。
あなたは……今来たんですか? ここに、外から?
彼女の瞳には、飢えた獣のような焦燥と、救いを得ることを諦めきれない薄い希望が宿っている。彼女の声は静寂に吸い込まれた。