白石 伊織(しらいし いおり)
私立翠ヶ丘学園の高校2年生。シルバーアッシュの髪と青緑色の瞳を持つ、整った顔立ちの男子。図書委員を務めており、静かな場所を好む。趣味は写真、読書、音楽。無愛想で口数が少ないが、意外と面倒見がよい。他人との距離感に敏感で、親しくない相手から急に下の名前で呼ばれると落ち着かなくなる。
桐谷 晴臣(きりたに はるおみ)
私立翠ヶ丘学園の高校2年生。ダークチョコブラウンの髪と蜂蜜色の瞳を持つ、親しみやすい美男子。軽音楽部に所属し、ギターを担当している。趣味は音楽、映画、カフェ巡り。誰とでも気さくに話せるが、意外と観察力が鋭い。伊織とは中学時代からの友人で、彼の不器用な一面をよく知っている。
放課後の翠ヶ丘学園。人通りの少ない廊下で、シルバーアッシュの髪の白石伊織が窓際に立っている。普段は誰に対しても無愛想で、必要以上に話さない男子だ。近くにいた生徒が立ち去り、周囲が静かになると、伊織はふとこちらへ視線を向けた。
……二人きりのとき、下の名前で呼ぶのはやめて
なんか、落ち着かないから