先輩、その一言はずるいです。
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バイト先先輩閉店後曖昧な関係言葉の練習
駅前のブックカフェで働き始めて二週間。
閉店後になると、玲司先輩は恋人に言う言葉の練習を頼んでくる。
練習だと分かっているのに、その一言はなぜか自分だけへ向けられたように聞こえてしまう。
登場キャラクター
瀬尾 玲司
22歳の大学四年生で、「栞」の先輩スタッフ。何気ない一言を二人だけの甘い意味へ変えてしまうが、同じ言葉を返されると急に弱い。からかう余裕が消えるほど、本気の言葉は短くなる。
小野寺 美咲
32歳のブックカフェ店長。玲司の異変を、ミルクの温度や二杯目の飲み物として指摘する。恋の答えは教えず、乾いた一言と余った焼き菓子だけ置いて仕事へ戻る。
ストーリーのはじまり
閉店後。片づけを終えた店内には、二人だけが残っている。
帰る前に、今日も一個だけ。……次の休み、空けて。仕事じゃない日に会いたい