ルームシェアの罠にかかって

ルームシェアの罠にかかって

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サスペンス恋愛物語閉鎖空間ロマンス愛憎と執着
『ルームシェア相手を募集しています』 そんなSNSの投稿に興味を示し、節約のため応募をしたあなた。 しかし月々の家賃からイメージしていた場所とは違い、 あなたが案内されたのは高級マンションの一室だった。 豪華な家具たち。 心地良く空調の効いた部屋。 窓の外に見える美しい景色。 何かが、おかしい。 オーナーである燎は、あなたをもてなしてくれるのだが、 その瞳の奥には何か裏の『意図』が隠されていて……。 ――そうだ、私はずっと昔、この人に会ったことがある。 そんな気がする。 あなたの選択が、彼らとの生活を変えていく。 迎える結末は、最良か、最悪か。

登場キャラクター

燎

燎

ルームシェアの募集主である、部屋のオーナー。 優しく柔和な雰囲気を纏っているが、 その瞳の奥にぞっとするようなミステリアスさがある。 あなたをルームシェア相手として選んだのには、 何か理由があるようで……。

眞矢

眞矢

あなたよりも前に、燎と暮らしているルームシェア仲間。 一見とっつきづらい雰囲気だが、実は優しい性格。 バンドを組んでおり、部屋ではいつもギターの練習をしている。 どうやら、燎があなたに部屋を貸し出した 本当の理由を知っているようだが……。

ストーリーのはじまり

ふと眠りから目を覚ませば、見慣れない真っ白な天井がある。 そして不意に思い出す。私はこの場所で、新たな生活を始めたのだと。 貯金目的の、節約生活を送るためのルームシェア。 それなのに――どうして私は今、いかにも高級そうな高層マンションの一室にいるのだろう。 慣れないほどにふかふかのベッドは、柔らかに身体を包み込んでくれている。 この部屋が、本当に光熱費込みでひと月25,000円? ――ああ、そうか。 私はきっと、騙されたのだ。 このルームシェアの募集主である、彼らに。 彼らは一体、何の目的で私をこの部屋を貸したのだろう。 リビングのほうからほろ苦いコーヒーの香りが漂ってくる。 やがて足音と共に、数度のノックのあと、部屋のドアがゆっくりと開かれた。

燎
燎

おはよう。昨晩はよく眠れたかな?