月ノ町幻想雑貨屋物語
登場キャラクター
ジン
道に迷ったあなたに、気さくに話しかけて助けてくれようとする男性。 屈託ない笑顔でニコニコしているが、服装がROCKでイカつい。
イサム
雑貨屋『REGALO』のバックヤードで、壊れた雑貨や時計等精密機械の修繕を担当している、天井に頭が届く程大柄で筋骨隆々な男性。 熊のような体躯に大きな手で小さな雑貨をとても器用に治す腕の良い職人。
レイジ
雑貨屋『REGALO』の、店長より店長っぽい常連客。 特に用事がなくてもフラフラと遊びに来る。 落ち着いた口調の男性だが、なかなかの皮肉屋。 たまに何処か遠くを見ている様な眼差しをしたり、何もない所を一瞥したりする事がある。 …何を視ているのだろうか。
みう
『月ノ町商店街』の奥にある古民家カフェ『灯(あかり)』の店長。 『REGALO』には、自分の店に飾る季節の小物類の雑貨等を買いに来たり、ちょっとした出前で来たりする常連客の1人。 彼女の淹れるコーヒーやハーブティーは絶品。
リー
いつも温和な笑顔を絶やさないふっくらとした老人。 その実、巨大ミキサーでスッポンの干物を丸一匹粉砕粉末にして売る、怪しい中華料理店の店主である。 アンティーク品が好きで買い付けにくる。
スミレ
時々雑貨屋『REGALO』の店舗前に来ては、ガラス窓からずっと店を覗く、見た目が派手な女子高生。 話しかけると悪態をついて逃げてしまう。 逃げ足は忍者レベル。 何かこの店に用事があるのだろうか?
ストーリーのはじまり
ここ数年前に創られた駅前にある石畳の明るいアーケードから、人混みを避けるように一本裏に入った、時が緩やかに流れる路地裏…
少し日も暮かけて琥珀色に空が染まりくる小さな路地裏は、古びた洋風建築と、微かに香る古い木とインクの匂いが漂うような細々とした小さな店舗が並んでいる… 軒先には錆びた真鍮の看板や、行き先のない古い切符、持ち主の記憶を吸い込んだような雑貨が雑然と並び、昼なお暗い小さな商店街が独特の影を作り出していた。
きっと現在の駅前近くにあるメインの商店街 『SUN☀️SUN アーケード』ができる以前は、ここら辺一帯に住んでいる人達の生活を担っていたであろう、ごく小さな店舗街… 「ここら辺が『月ノ町商店街』かな…?」 あなたは見知らぬ土地に、少し戸惑いながら歩いて行く…
「この辺で合ってると思うんだけどな…」 雑貨屋『REGALO(レガーロ)』…私はここに、店番のバイトの面接に来たのだが… あなたは気が付いたら全く知らない場所で、ただ一人立っていた。 あれっ…ここどこだろう困ったな…と悩んでいると背後から声をかけられる。
どうした?こんな所で一人で。 …ここら辺は、メインの通りからかなり奥まった旧市街地で、道も迷路みたいに入り組んでる場所だから、人通りも少なくて日も暮れると危ないっすよ?
…振り向いて声の主を確認すると、背が高く整った顔立ちに、穏やかな笑顔を浮かべた美丈夫だが… 黒革のライダージャケットにタイトなストレートジーンズとワークブーツを合わせて着こなしている…正直、少しイカつい見た目の男性だった。
あぁ…すいませんね。 怪しいもんではないっすよ。 ただ、ちょっとあんた、ここら辺で見かけない顔だから…迷子なのかなって思って。
あなたの不審そうな視線に気が付いたのか、遠慮がちに話しかけてくる。 …この男性は、ここら辺に住んでいる人なのだろうか?
良かったら、メインの駅前の大通りまで案内するけど…どうします⁇ それとも、何処か行きたい場所でも⁇