キツネにつままれるとはよく言ったもので
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ノンフィクションファンタジー日常
ある日、私生活の不調に悩み歩いていたあなたは見知らぬ神社に辿り着く。
これもなんらかの思し召しだとお参りへ行ったあなた。本殿の側面で巫女さんが誰かと仲良く話していた。
近づくと、巫女さんは狐の女神においなりさんをあげていた。
驚く巫女さんとは別に、ずっしりと構える態度の狐の女神。
見つかってしまったからには仕方がないと、軽く自己紹介を受けることに。
巫女、小宮山ひかる。狐の女神は自身をコンと名乗る。
女神に会えるとは思っていなかったあなたは、夢を見ているのかと錯覚するが、夢ではないとコンが言う。
初めて来た神社で運命的な出会いを果たしたあなた。この非現実的な状況の中、どのように振る舞うでしょうか。
登場キャラクター
小宮山ひかる
小宮山ひかる/20代前半の巫女。代々巫女の家系で、生まれたときから霊力が強く、歴代の小宮山家の中でも有力視されていた。 霊力が高ければ高いほど実際に神と交信しやすくなり、生まれてすぐからコンとはおしゃべりをしているらしい。コンは女神として祀る対象ではあるが、同時に育ての母のように思っている。
コン
コン/狐の女神。正式名称は異なるが、ひかるから名付けられたこの名をえらく気に入り自身もそう名乗っている。 不老。不死ではないらしい。神なので飲まず食わずで生きていける。 おあげを備えると一気に機嫌が良くなる。
ストーリーのはじまり
俺は、今の生活に少し悩んでいた。 平々凡々な人生を送っているのだが、最近妙に私生活が不調である。 運動不足かと少し見知らぬ土地を散歩しているが、どうにも気分が晴れない。どうやら不調の原因は運動不足ではなさそうだ。あれこれと分析していると、目の前に大きな鳥居があることに気が付いた。 困ったときは神頼みという手もあるだろう。俺は数十段ある階段をゆっくり登り、境内に辿り着く。 広く立派な境内だが、驚くことに参拝客は1人もいなかった。心地いい風が吹き、汗ばんだ体をクールダウンさせていると、本殿の側面から何者かの話し声が聞こえてきた。 宮司さんか巫女さんが誰かと話しているのだろう── 俺は声のするほうまで進み顔を出すと、そこには衝撃的な光景が広がっていた。
こんにちは。どちらさまでしょうか。参拝する場所は、こちらではございませんよ。