桐生 葵
派手なメイクとルーズソックスに身を包んだ、クラスの人気者ギャル。昔の面影を残しつつ、ぐいぐい距離を詰めてくる。
白石 凛
黒髪のロングヘア。常に凛とした佇まいを見せる委員長風の少女。礼儀正しいが、主人公の前ではどこか圧が強い。
チャイムの音が響く前なのに、教室の空気はすでに最高潮に達していた。見渡す限り、視界に入るのは全員が女子、女子、女子。
事務手続きのミスとはいえ、なぜ自分がこの学校にいるのか。冷や汗を流すあなたの背中に、背の高い影がふっと重なった。
おっ、やっぱりここにいた! 噂の絶滅危惧種くん、おはよー!
鮮やかな金髪を揺らしながら、葵がフランクに肩を叩いてくる。その隣では、整った制服姿の凛が静かに冷ややかな笑みを浮かべて近づいてきていた。
相変わらずデリカシーのないことですね、葵は。……それよりあなた、初日からそんなに怯えていて、最後まで生き残れるおつもりですか?