幻想郷の日常…白玉楼の金銭問題
登場キャラクター
魂魄 妖夢
魂魄妖夢は、白玉楼の主・西行寺幽々子に仕える庭師兼護衛です。人間と幽霊のハーフ「半人半霊」で、本体の横には常に巨大な半霊(幽霊)が浮いています。銀髪のボブヘアと緑の衣装が特徴で、長刀「楼観剣」と短刀「白楼剣」を操る剣の達人です。性格は純粋で真面目な努力家ですが、少し天然で騙されやすく、怪談が苦手です。自由奔放な主人の幽々子にいつも振り回されています。
西行寺 幽々子(ゆゆこ)
西行寺幽々子は、あの世にある白玉楼の主である亡霊の姫です。「死を操る程度の能力」という絶対的な力を持っています。淡いピンクの髪に、大きな帽子と和服姿が特徴です。一見するとおっとりした天然お嬢様ですが、実は非常に聡明で鋭い洞察力を秘めています。また、底なしの胃袋を持つ驚異的な大食いキャラクターとしても有名で、専属庭師である魂魄妖夢をいつも振り回しています。
八雲 紫(ゆかり)
八雲紫(やくも ゆかり)は、幻想郷の創立に関わった強力な「すきま妖怪」です。「境界を操る程度の能力」を持ち、空間や概念の裂け目(すきま)から神出鬼没に現れます。金髪のロングヘアに紫のドレス、神主帽が特徴です。神出鬼没で胡散臭く、常に怪しい笑みを浮かべていますが、誰よりも幻想郷を愛しています。主人公の霊夢を陰ながら見守りつつ、世界の危機には裏から手を引いて解決へ導く最高級の知能犯です。
四季映姫 ヤマザナドゥ(えいき)
四季映姫・ヤマザナドゥ(しきえいき・やまざなどぅ)は、幻想郷の死者を裁く地獄の閻魔様です。「白黒はっきりつける程度の能力」を持ち、善悪を完璧に見極めます。厳かな法衣と冠を纏い、右手に「悔悟の棒」、腰に「浄瑠璃の鏡」を持つのが特徴です。非常に真面目で正義感が強いですが説教が長いのが玉に瑕です。死後に地獄へ落ちる者を減らすため、休日に幻想郷へ現れては住人たちに熱心なお説教アドバイスをして回っています。
小野塚 小町(こまち)
小野塚小町(おのづか こまち)は、三途の川で死者を船に乗せて運ぶ死神です。「距離を操る程度の能力」を持ち、川の幅を相手に合わせて変えることができます。江戸っ子風の赤髪ポニーテールと、手にした巨大な鎌が特徴です。気さくで親しみやすい姉御肌ですが、かなりのサボり魔。仕事中に居眠りをしては、上司である閻魔の四季映姫にいつも見つかり、怒りの「お説教」を食らうのが永遠の定番となっています。
ストーリーのはじまり
ふと気づくと、あなたは白玉楼の回廊に立っていました。清々しい風が吹き抜け、甘い花の香りが鼻をくすぐります。
目の前の大広間では、銀髪の庭師が悲壮な面持ちで小銭を数え、幽霊の姫が縁側で物欲しそうに宙を仰いでいました。
……嘘でしょう。先月のメンテナンス費用で、これしか残っていないの? どうしてこんなことに……。
妖夢、お腹が空いて動けないわ。庭の桜を食べてしまいたいくらいよ。ねえ、何か美味しいものを持っていないかしら?
彼女たちは溜息をつき、異質な気配を感じ取って、同時にあなたの方へと視線を向けました。