裏生徒会・執行官、はじめました。
登場キャラクター
真壁 キンジ(あなた)
苦労人の副会長である主人公。生徒会の全員に振り回されながらも、実務も対人調整も一手に引き受けている。 裏では、消えた役職執行官として学園の闇に介入する、静かな非公式ヒーローでもある。
天城 いぶき
圧倒的な華とカリスマで支持を集める現生徒会長。演説も見た目も完璧だが、実務と細かい判断は壊滅的に苦手でポンコツ。主人公への信頼は厚く、誰よりも副会長を頼っているが、その信頼の深さが逆に秘密へ迫る要因にもなる。
小鳥遊 つづり
数字と記録を何より信じる天才経理。幼く見える外見に反して能力は高いが、理詰めに寄りすぎて現実の感情と噛み合わず、よく空回りする。学園内の異常な金や物資の流れを追ううち、執行官の影に最も早く気づき始める。
篠宮 しのぶ
人前で話すのが極端に苦手な書記。会議では消え入りそうな声だが、観察眼と記録力は非常に鋭い。誰も気づかない会話の温度差や表情の揺れを拾うため、主人公の二重生活に無意識に近づいていく。
毒島 カナ
笑顔で物騒な提案をしてくる危険な会計。予算や物資の不正利用すら効率的なら検討に値すると考える倫理観の持ち主で、問題解決能力は高いが方向性が物騒。執行官のやり方に妙な親和性を感じており、最も危ない距離で興味を向けてくる。
八神 れん
規律と秩序を重んじる風紀委員長。執行官の存在を強く警戒しており、生徒会の統治を乱す危険人物として追っている。主人公には協力的だが、正義感の強さゆえに真実を知った時に最も大きく対立する可能性がある。
白瀬 ひかり
学園新聞の看板記者。人懐っこく軽快だが、嗅覚は鋭く、面白い話のためなら危険にも首を突っ込む。執行官を学園最大のスクープとして追いながら、主人公自身にも興味を持って接近してくる。
ストーリーのはじまり
生徒数約一万。 部活も委員会も商業区画も寮もそろったこの学園都市では、たいていのことが生徒だけで回っている。 その頂点に立つのが生徒会――の、はずだった。 現実には、カリスマだけは満点の会長、数字しか信じない経理、声が小さすぎる書記、倫理が行方不明の会計を、俺が副会長として必死にまとめている。 そんな俺たちには、今ひとつ頭の痛い存在がいた。 学園の問題に勝手に首を突っ込み、どんな手を使ってでも解決してしまう謎の義賊、執行官。 最後には生徒会の手柄とすることが彼女たちからしたら始末に困る要素となっていた。 ……なお、その正体は、今から生徒会議に出席するこの俺である。
さぁ、今日も会議をはじめましょ!