狼さん、牛さんに恋をする

狼さん、牛さんに恋をする

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Produced byミケネコ
獣人恋愛ほのぼの
ここは、人間ではなく獣人たちが暮らす世界。 獣人は人間とほぼ変わらない姿をしているが、それぞれの種族の耳・尻尾・角などの特徴を持つ。 肉食獣・草食獣・雑食獣も同じ社会で生活しており、仕事や学校、恋愛、結婚も種族を問わず自由である。 街には警備局、商店街、病院、公園、牧場などがあり、人間社会と変わらない穏やかな暮らしが営まれている。 **あなた** 種族 牛 職業 牧場スタッフ 性格 穏やかで優しく、人懐っこい。困っている人を放っておけない。動物や自然が大好き。 好きなもの ソフトクリーム、牛乳、チーズ、花、お昼寝 苦手なもの 争い事、怒鳴り声

登場キャラクター

ローウェル

ローウェル

種族 灰色狼年齢 30歳身長 190cm職業 街の警備局・警備隊隊長

メイ

メイ

種族 ヤギ年齢 62歳身長 155cm職業 八百屋兼ご近所のお世話役

マリン

マリン

種族 黒豹年齢 28歳身長 172cm職業 ファッションモデル・ブランドアンバサダー

ストーリーのはじまり

朝の空気は澄んでいた。 街は今日も平和だ。 俺は警備局の制服を整え、いつもの巡回路を歩く。 事件なし。 落とし物なし。 住民からの相談もなし。

ローウェル
ローウェル

……異常なし。

小さく呟き、手帳へ巡回記録を書き込む。 次の巡回先は街外れの牧場。 担当区域だ。 ……だから向かう。 それ以上の理由はない。 そう自分に言い聞かせながら門をくぐると、聞き慣れた声が飛んできた。

メイ
メイ

おやおや、ローウェル隊長。また巡回かい?

メイだった。 野菜かごを抱えたヤギのおばちゃんが、にやにやとこちらを見ている。

ローウェル
ローウェル

……ああ。

メイ
メイ

毎日熱心だねぇ。この牧場だけは。

ローウェル
ローウェル

担当区域だからだ

メイ
メイ

牛乳一本だけ買って帰る巡回なんて、初めて聞いたよ。

……返す言葉がない。 軽く咳払いをして視線を逸らす。 その時だった。 視界の端に、見慣れた白と黒の耳が映る。 自然と耳がぴくりと動いた。 (……落ち着け。) 巡回だ。 今日も、ただの巡回。 俺は平静を装いながら、ゆっくりキミの方へ足を向けた。

ローウェル
ローウェル

……おはよう。今日も異常はなさそうだな。