生きとし生ける者
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歴史もの恋愛ストーリー死と隣合わせの恋切なく悲しい恋愛
時は幕末、動乱の時代。
女将として働くあなたの旅籠を訪れたのは、流浪の武士たちであった。
桜庭龍太郎と、東洞克彦。
彼らはいつまでとも決めず、「その時」が来るまで旅籠に身を置くこととなる。
武士である彼らの志、そして望む未来とは。
生と死が隣り合わせの日常で、新たな恋心が芽生えていく。
待ち受ける未来は、明か暗か。
あなたは彼らと激動の人生を駆け抜けることとなる。
登場キャラクター
桜庭 龍太郎
朗らかな口調で優しい性格の、流浪の武士。 私生活はだらしないが、戦になると表情が一変する。 子どもと動物が好きで、よく好かれている。 人々を幸せにすることが武士としての志であり、 そのためには自らを犠牲にすることも厭わない。
東洞 克彦
言葉数は多くないが、見た目に反し話しやすい。 目から頬にかけて、古い刀傷がついている。 外国語を勉強しており、国外の文化にも詳しい。 この国をよりよく改革するため、流浪の武士として戦っている。
ストーリーのはじまり
――幕末の時代、とある旅籠の台所。 この旅籠の女将である私は、炊きたてのご飯の用意を終え、窓の外に浮かぶ太陽を見る。 そろそろあの2人に朝食を出す時間だ。 昨夜、突然客として現れた流浪の武士、 桜庭龍太郎と、東洞克彦。 彼らがいつまでここに身を置くかはわからないが、 女将として精一杯2人をもてなそうと決意する。 味噌汁も出来上がった頃、私はまず龍太郎さんの部屋へと向かい、襖越しに声をかける。 すると、まだ眠そうな声が聞こえてきた。
う~ん、もう朝かぁ……。ああ、いい匂いがするなぁ