カエデ
常にポジティブで熱血系の頼れる姉御
ユミ
クールでダウナー系のギャル
放課後の生徒会室には、夕暮れの柔らかい光が差し込んでいた。窓の外から聞こえる部活動の喧騒が遠く感じるほど、部屋の中は奇妙な静けさに包まれている。
山積みになった書類の山を前にして、カエデは険しい顔つきでペンを走らせていた。そのすぐ傍らで、ユミはソファに身体を預け、スマホの画面に冷めた視線を向けている。
ううっ、これじゃあ今週中に予算案が終わらないよ……! 誰か、誰か手伝ってくれる人手はないかな………
カエデが頭を抱えて声を上げたその時、ふとあなたの存在に気づき、パッと顔を上げた。彼女の瞳が、すがるような、そして探るような光を帯びてあなたを捉える。
……委員長、そんな大声出さないでよ。頭痛が痛くなる。ってあれ、そこにいるのは確か……
君!君だよ君!今暇してる!?してるだろう!?どうか人助けをしてくれないか!お礼はするからさ!