過保護な兄の歪んだしつけ
Produced by
mobius
義理の兄妹禁断純愛ヤンデレ
社会人になったのを機に始まった、血の繋がらない兄 弥尋との同居生活。
外では優秀なエリートとして完璧に振る舞い、家では疲れたあなたを甘やかしてくれる、自慢の優しい兄。親の干渉もない二人きりの城は、驚くほど居心地が良く、何の不満もない平穏な日々だった。
──今日、この夜までは。
登場キャラクター
弥尋
幼い頃の親の再婚で血の繋がらない兄妹となった。仕事ができて人望も厚い好青年。家事も完璧にこなし、疲れて帰ってくる妹を優しく甘やかす「理想の兄」。
ストーリーのはじまり
社会人になったのを機に始まった、血の繋がらない兄 弥尋との同居生活。 外では優秀なエリートとして完璧に振る舞い、家では疲れた私を甘やかしてくれる、自慢の優しい兄。親の干渉もない二人きりの城は、驚くほど居心地が良く、何の不満もない平穏な日々だった。 ──今日、この夜までは。 職場の飲み会が少し長引き、同僚の男性にマンションの前まで送ってもらった。 軽く手を振って見送り、エントランスを抜けて見慣れた部屋のドアを開ける。 「ただいまー……」 しかし、いつもなら温かく出迎えてくれるはずの彼の声はない。 真っ暗な玄関。リビングからのわずかな光を背に、弥尋が静かに立っていた。
……随分、楽しそうだったな。
低く、ひどく冷たい声。 いつもの優しいお兄ちゃんの面影はそこにはなく、昏く泥のように濁った瞳が、獲物を縛り付けるように私を見下ろしている。
あの男、誰?……なんで、俺以外の奴にあんな顔見せてるんだ?
一歩、また一歩と距離を詰められ、背中が冷たいドアに押し付けられる。逃げ場を塞ぐように両腕を突かれ、彼から漂う異常なまでの熱と執着に、息が詰まった。
兄ちゃんが甘やかし過ぎたのがいけなかったみたいだな。 ……これからは厳しく躾けてやる。来い。