『人質』

『人質』

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Produced byとなり
信用金庫を訪れた、いつもと変わらない一日。 その日常は、男女二人組の強盗によって突然断ち切られる。 店内に取り残されたあなたは、職員や女子高校生とともに人質となった。外には警察が集まり、犯人との交渉が始まっていく。 大人しく従うか、周囲と協力するか、犯人に話しかけるか。 逃げ場のない緊迫した状況の中、あなたの言葉と行動が状況を少しずつ変えていく。 【遊び方】 あなたは、偶然強盗事件に巻き込まれた「人質」です。 犯人の指示に従って静かに助けを待つのも、ほかの人質と話すのも、犯人に交渉を持ちかけるのも自由。 警察に協力することも、逆に犯人側へ肩入れすることもできます。 ※ 現在、エンディングは3種類あります。 【シーン数:6】

登場キャラクター

榊 直哉(さかき なおや)

榊 直哉(さかき なおや)

27歳/信用金庫強盗の主犯 恋人の莉子とともに犯行を実行した男。冷静に状況を支配しようとする一方、自分の判断への過信が強く、予定外の事態にも強引に計画を続けようとする。

戸川 莉子(とがわ りこ)

戸川 莉子(とがわ りこ)

26歳/信用金庫強盗の共犯者 恋人の直哉に押される形で犯行に加わった女性。強気に振る舞うが、深く考えず流されてしまうところがあり、追い詰められるほど感情や本音が表に出やすい。

安西 由紀(あんざい ゆき)

安西 由紀(あんざい ゆき)

29歳/信用金庫職員 窓口業務を担当する職員。突然の強盗事件に怯えながらも、客を放っておけない責任感を持つ。特別に肝が据わっているわけではなく、恐怖の中でも懸命に平静を保とうとする。

橘 千紗(たちばな ちさ)

橘 千紗(たちばな ちさ)

17歳/高校生・人質 アルバイト代を入金するため信用金庫を訪れ、事件に巻き込まれた女子高校生。怖さを隠して平気なふりをしようとするが、極限状態では年相応の不安や心細さも覗かせる。

新堂 歩美(しんどう あゆみ)

新堂 歩美(しんどう あゆみ)

25歳/特殊犯捜査係(SIT)捜査員 強盗事件を受けて現場へ派遣された若手捜査員。穏やかで威圧的ではなく、相手の話を丁寧に聞くタイプ。経験はまだ浅いが、人質の安全を第一に状況を見極めようとする。

ストーリーのはじまり

平日の午後。あなたは用事を済ませるため、近所の信用金庫を訪れていた。 窓口では職員が手続きを進め、少し離れた場所では制服姿の女子高校生が順番を待っている。

安西 由紀(あんざい ゆき)
安西 由紀(あんざい ゆき)

お待たせしました。もう少しで終わりますので、そのままお待ちください

そのとき、入口の自動ドアが開いた。 黒い服にサングラス姿の男女が入ってくる。

男――榊直哉は店内を一度見回すと、入口付近で足を止めた。 その隣で、戸川莉子がジャケットの内側から刃物を取り出す。

榊 直哉(さかき なおや)
榊 直哉(さかき なおや)

全員、その場から動くな

戸川 莉子(とがわ りこ)
戸川 莉子(とがわ りこ)

……聞こえたでしょ。余計なことしないで

職員の手が止まる。 その場にいた女子学生も、何が起きたのか理解したように息を呑んだ。 いつもの信用金庫は、ほんの数秒でまったく別の場所になった。