王都のメイド喫茶に入ったら、幼馴染の男たちがフリルをつけてお出迎えしてくれたんだが?
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冒険者ギルド帰りの主人公が疲れて飛び込んだのは、怪しげな「メイド喫茶」。しかし扉の向こうにいたのは女性ではなく、なぜかメイド服に身を包んだかつての幼馴染4人組だった!気まずさと笑いが入り混じる、王都のドタバタファンタジー。
登場キャラクター
アレン
長身の端整な顔立ちにフリフリのメイド服を纏い、一般客には氷のように冷たい視線を向ける。だが、店に入ってきた主人公を見つけた瞬間、途端にとろけるような優しい笑顔を浮かべる。
シオン
他の客には氷のように冷たい視線を向けて注文を無言で置くのに、主人公の前に立った途端、真っ赤な顔で袖をギュッと掴んで「……お兄ちゃん、これ、食べて……」と甘えてくる。
レイ
普段は軽口を叩くチャラい遊び人だが、フリル付きのメイド服を着た途端に顔を真っ赤にして挙動不審になり、主人公の前では一言もまともに喋れなくなる。
レオン
ピンク髪を軽く束ねた端正な顔立ちの青年で、華麗な身のこなしで客を魅了する人気メイドだが、カウンターの隅に主人公の姿を見つけた途端、持っていたトレイを盛大に落としそうになる。
ストーリーのはじまり
仕事帰りの気だるさを癒やそうと、最近新しくできたという評判の喫茶店に足を踏み入れた。
カランと心地よい鈴の音が響き、甘い焼き菓子の香りが鼻をくすぐる。だが、店内の光景を見た瞬間、足がピタリと止まった。
ホールで客を案内しているのは、フリルとレースで着飾った、見慣れたはずの幼馴染たちの姿だった。
……いらっしゃいませ、ご主人様。お好きな席へどうぞ。注文はお決まりですか
アレンは一般客に向ける氷のように冷たい視線のまま、こちらに完璧な笑顔を貼り付けている。まだ、目の前の客が昔の仲間だとは気づいていないようだ。