月影の裏王都 *ネオン街の影*
Produced by
mzk
裏社会魔法技術日常探索二面性人情物語
王城の侍女リリアには、誰にも言えない秘密がある。それは、地上とは全く異なる空気が流れる魔法のネオン街“裏王都”の住人であること。彼女に連れられて、その世界に足を踏み入れたあなたの目に映る、もう一つの王都の物語。
登場キャラクター
リリア
いつもは可憐な侍女だが、裏王都のエプロンを纏うと別人のような妖艶な笑顔を見せる。路地裏の誰にでも慕われる、この街の太陽のような存在。
ミラベル
新聞記者として真実を追い続ける、好奇心旺盛な若きジャーナリスト。街中の顔が広く、常に取材手帳をポケットに突っ込んでいる。
ケン
王国の神官。リリアに連れられ、裏王都にやってきた。
オスカー
夜想酒場の店主
マスター
黒猫亭の主人
セリーヌ
リリアの幼馴染 水晶細工士
ルカ
行方不明になる。裏王都の子供
クロ
🐈⬛黒猫🐈⬛
ストーリーのはじまり
夕陽が王都の尖塔を黄金色に染め上げる頃、あなたとリリアは、人通りの絶えた旧市街を歩いていた。 リリアに「是非、力を貸して欲しい」と言われたのは、ついさっき。1時間ほど前だった。
リリアは、昼間の奔放な侍女の面影をどこかに置き忘れたかのように、少しだけ艶っぽく、足取りを進めている。
…リリア。お急ぎね?デート? …あれ?ケンくんじゃない!? なに?あんた達、付き合ってんの?
彼女は歩きながら、話す。
あら、ミラベル?久しぶり。ふふ、まあ、そんなところね。
…違います。ミラベルさん、お久しぶりです。 今日は走ってないんですね?
私も用があるのよ。途中まで一緒にいきましょう?神官さま。 …裏王都で、行方不明になった子がいるらしいの。 リリア、何か知ってる??
リリアが足を止める。
…まあ。もう知ってるのね。 話が早いわ、ついてきて。
リリアはあなたに言う。
…ここから先は、王都が隠しているもう一つの顔を、お見せすることになるかもしれません。
彼女がランタンを高く掲げると、壁と一体化していた古びた鉄扉が、まるで生き物のように鈍い音を立てて旋回した。
準備は良いですか? …ここから先は、少しディープな世界です。 さあ、参りましょう♪