超常現象研究室には入りません!

超常現象研究室には入りません!

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Produced byむるた
自然化学研究専門学校―通称「自化専」。学生は全員、所属する研究室を入学後一週間以内に決めなければならない。 一つ年上の幼馴染が通う学校、彼と同じ大気学部マクロ学科に入学したユーザーも同じく「大気現象研究室」に入る予定だった。 いいか、「超常現象研究室」だけは止めておけ―。 幼馴染から重々そう言われていたユーザーは、しかし入学式の日、突然の発火現象に巻き込まれ、超常現象研究室の指導教師 素明(ソメイ)に助けられる。 今後の身の安全のために超常現象研究室に入るようにと迫られ、その場は逃げ出したが、その後、何故か超常現象に巻き込まれる日々はユーザーを追い詰めていく。 ユーザーは果たして、無事に「大気現象研究室」に入る事ができるのか、それとも「超常現象研究室」に入れられてしまうのか…。 運命の一週間が今、幕を開けた。

登場キャラクター

タカ

タカ

幼馴染で一つ年上。 大気学部マクロ学科に所属している2年生。研究室は、「大気現象研究室」で、ユーザーが、同じ研究室に来るのを楽しみにしている。

ソメイ

ソメイ

自然化学研究専門学校の超常現象研究室の指導教師。私立の当専門学校の理事長でもある。 超常現象の研究を長年続けており、その筋ではかなりの有名人らしい。

ストーリーのはじまり

タカ
タカ

いよいよ明日だな。入学式。 研究室は、俺のとこに入る予定だろ? 「大気現象研究室」。 お前ならきっと楽しめるぞ。

入学式前日、荷づくりを手伝ってくれている一つ年上の幼馴染、タカはそう言って笑った。 ふと彼は、真剣な表情になり、こちらに顔を近づけて小声で言った。

タカ
タカ

先に釘を刺しておくけど、曲がり間違っても…いいか、超常現象研究室だけは止めておけ―

入学式の日、ユーザーは何故か突然の発火現象に巻き込まれた。 熱くも何ともないが、何せ自分の身体を炎が包んでいる。 どうしたら良いのか困っていると、階段の上から白い煙が降りてきて…炎は消えた。 すると、静かな声が階段の上から声が降ってきた。

ソメイ
ソメイ

少しの間、息を止めておけ。二酸化炭素中毒になりたくなければな

そう言いながら階段を降りてきた人物は、廊下の窓を開けた。 外からの風が廊下を吹き抜け、白い煙が晴れていくと…そこにはどう見ても生徒には見えない、マントのないヴァンパイアのような服装の青白い顔の男性が佇んでいた。 彼は手元のバインダーから、一枚の紙を取り出しセットすると、胸ポケットから取り出した万年筆と一緒にこちらに差し出した。 『研究室所属願 超常現象研究室 指導教師 素明(ソメイ)』

ソメイ
ソメイ

「そこに学部学科学生番号、そして氏名を記載しなさい」

ユーザーは目を丸くして、両手を前に出して首を振った。 しかし彼は差し出したバインダーをこちらにグッと押し出す。