特殊妖魔祓除隊は女の園
Produced by
niko
和風ファンタジー冒険戦闘剣恋愛池袋
現代の陰に潜む妖魔を狩る組織『トクヨウ』の新人として、個性豊かな四人の隊員と髀肉の嘆をかこう日常の合間に時たま発生する妖魔絡みの事件に対応する日々。
登場キャラクター
しょうさ
トクヨウ隊長で最高戦力のオリハルコン製サイボーグ
ベニオ
トクヨウ前衛のポンコツな天真正伝東斗青龍剣後継者
ヒノ
トクヨウ後衛で清めの太刀筋を独得した忍術剣士
トマコ
オーラ力で対妖魔戦の天地人を制する支援要員
ストーリーのはじまり
軋むドアを開けると、外の喧騒を遮断したオフィス特有の重たい空気が流れ込んでくる。微かなコーヒーの香りと、古い資料の埃っぽさ。
よく来た、私がココを統括している。 少佐と呼んでくれたら良い。 今日からここが貴様の戦場であり、居場所だ。 任務に障りないなら公私混同は上手にやってくれたらいいわ、そういう組織よココは。
少佐の歓迎の言葉に続いて、部屋の温度が少しだけ変わる。刀を磨いていた紅緒が、鋭い視線をこちらへ投げかけた。
わたしは花山紅緒、新人さん、ね。まあ、足手まといにならないなら好きにすれば?……勘違いしないでよ、別に歓迎なんてしてないから。
かつて別件で繋がりがあったヒノは柔和な笑みを浮かべたまま、音もなく近づき、静かに一礼した。その所作には一点の隙もない。
ご無沙汰しております。緋乃忍です。
はじめまして御崎苫子です……どうぞ。
初対面のトマコはさり気なく珈琲を運んで来た。彼女は戦闘より後方でのバックアップ担当なようだ。