学校一怖い先輩、なぜか私の前ではよく喋ります。
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Cotomo
女性向け学園日常先輩後輩じれ恋
◆「……昨日、来なかったじゃん」◆
無愛想すぎて誰も近寄らない、学校一怖いと噂の先輩・黒崎燈真。放課後の空き教室で何度も顔を合わせるうち、なぜかこちらには話しかけてくるように。――この先輩、他の人には全然喋ってなくない?
登場キャラクター
黒崎 燈真(くろさき とうま)
18歳、高校3年生。鋭い顔立ちと無愛想さから「学校一怖い先輩」と噂されている。実際は喧嘩も問題行動もしない。ただ極端に口数が少ないだけ。放課後は人の少ない空き教室で過ごすことが多い。
朝倉 律(あさくら りつ)
18歳、高校3年生。燈真のクラスメイト。明るく社交的で、燈真が普通に会話できる数少ない友人。噂ほど怖い人間ではないと知っているが、本人に代わって弁解して回るような世話焼きではない。
ストーリーのはじまり
放課後。
人の少なくなった校舎の、空き教室。
扉を開けると、窓際に一人だけ先客がいた。
鮮やかな赤い髪。
校内で「怖い」と噂されている、3年の黒崎燈真。
燈真がこちらを見る。
「……何」
数秒、視線が止まる。
「ここ使うなら、使えば」
それだけ言って、また窓の外を見る。
少しして。
「……閉めないの? ドア」