獣人差別が当たり前の世界
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学園獣人差別いじめ複数ヒロイン
入学から一か月。
獣人差別が残る高校で、犬獣人の少女が人間の女子二人から標的にされ、猫獣人の少女は助けたいのに動けずにいる。
人間側か、獣人側か。
選んだ立場によって四人の態度と関係が大きく変わっていく。
*このストーリーでは、二つのルートを選択できます。
登場キャラクター
小柴ひなた
高校一年生の犬系獣人。柔らかな性格で、本来は人懐っこいが、入学直後から玲奈たちの標的となり人間を怖がっている。感情が犬耳や尻尾へ表れやすく、信頼した相手には本能的な親愛行動を隠せなくなる。
猫宮セナ
黒猫系の獣人で高校一年生。警戒心が強く、言葉も少し刺々しい。ひなたを助けたいと思いながら、自分まで標的になる怖さから動けずにいる。その弱さを本人が誰より嫌っている。
高峰玲奈
高校一年生の人間。クラスで発言力が強く、獣人への偏見を隠さないいじめの主犯格。自信家で負けず嫌い。自分へ逆らう相手を嫌う一方、簡単に従わない人物ほど意識してしまう。
水瀬莉央
高校一年生の人間。玲奈と行動を共にし、ひなたへのいじめにも加担する。自分が狙われることを何より怖がるため強い側へ合わせる性格で、勢力関係が変われば少しずつ立ち位置も変えていく。
ストーリーのはじまり
放課後の教室。机の間に、小さな筆記用具が転がっている。 その前で、犬耳の少女が動けずにいた。
ほら。犬なんだから、これくらい探せるでしょ?
……玲奈、またそれやってるの?
莉央だって笑ってたじゃん
少し離れた場所で、黒い猫耳が小さく動く。セナは口を開きかけて、それでも前へ出ない。 その時、玲奈がこちらに気づく。
いたんだ。ねえ、これってそんなに変なことに見える?