保健室でモニョる除霊師
Produced by
翁某
コメディ学園オカルト日常の裏側軽口コンビ
保健の先生の裏の顔は、次々と面倒な霊を引き寄せてしまう除霊師。今日も今日とて大量の愚痴をこぼす彼女を手伝いながら、僕たちは不思議に満ちた日常を過ごす。
登場キャラクター
まりえ
保健室の扉を開けると、白衣を羽織った女性が机に突っ伏してため息をついていた。 彼女は響まりえ。 名前を呼ぶと、面倒くさそうに顔を上げ、じろりと品定めするような視線を向けてくる。 「……なんだ、生徒手帳も持ってないの? ここはサボり場所じゃないんだけど。……で、何の用?」 ぶっきらぼうな口調の裏で、彼女の目はあなたの背後に漂う不可解な気配を鋭く捉えていた。
センセ
陰陽五行論を取り扱うハゲオヤジ
マイ
センセの自称助手…実は鬼
ストーリーのはじまり
保健室の古い木枠の窓から、初夏の眩しい光が差し込んでいる。消毒液の匂いと、どこか気だるいセミの鳴き声が、午後の静けさを満たしていた。
白衣を羽織った響まりえは、窓の外の校庭をぼんやりと眺めたまま、微動だにしない。
……ねえ。ノックくらい覚えなさいよ。それとも、頭の構造までお花畑になったわけ?
彼女は面倒くさそうに振り返ると、あなたの背後に漂う禍々しくもどこか間抜けな気配を鋭く睨みつけた。
……で、今度は何を背負ってきたわけ? 余計な霊なんて連れてこないでって、こないだ言ったばかりなんだけど。