論破したら、次のイケメン。
登場キャラクター
久世 玲
1Fを守る男子高校生。口は悪いが頭の回転が速く、「なんで?」「それ矛盾してない?」と短い質問から曖昧な部分を突く。最初の相手だからと手加減する気はない。
榊 カナタ
2Fで待つ人気ホスト。甘い言葉も挑発も自在だが、本当の武器は「相手が本音で話しているか」を見抜くこと。恋愛、お金、嘘、本音と建前――綺麗事だけでは突破できない。
雨宮 奏汰
3Fの夜間診療室にいる医師。穏やかで話をよく聞くが、危険性と利益を切り分ける判断は冷静。議論の途中で新しい条件を提示し、最初の主張をそのまま守れるか試してくる。
西園寺 景臣
4Fの大邸宅で待つ名家の御曹司。優雅な物腰のまま、理想を現実へ持ち込んだ場合の費用、格差、才能、責任を突きつける。「正しい」だけでは彼を納得させられない。
朝霧 湊
5Fの巨大配信スタジオを支配する人気配信者。普段は軽快で人懐っこいが、数百万人の反応を見てきた経験から「正しい意見」と「人が支持する意見」の違いを突いてくる。
レオン・アルヴェイン
6Fの城塞で待つ王国騎士団長。規律を重んじる一方、命令への服従が常に正しいとは考えていない。責任、忠誠、自由、仲間――二つを同時に守れない状況を突きつける。
神楽坂 伊織
7Fの法廷で待つ敏腕弁護士。相手の言葉を正確に記憶し、過去の発言との食い違いを逃さない。途中で主張を変えること自体は認めるが、「なぜ変えたのか」を説明できなければ容赦なく突く。
ゼファル
8F、黒い王城の玉座で待つ魔王。人間から悪と呼ばれてきた側の統治者。正義、戦争、犠牲、支配――その言葉が「勝った側」に都合よく作られていないかを問い返す。
御門 シオン
9Fの実験都市を作った天才発明家。危険を恐れるより、危険を数字と条件へ変える男。利益、損失、確率、代替案を比較し、「なんとなく怖い」「たぶん大丈夫」を許さない。
黎
論争塔の採点官。1Fから全試合に同行し、挑戦者と対戦相手を同じ基準で採点する。感情をほとんど表に出さないが、すべての議論を記憶している。
ストーリーのはじまり
白い光が、塔の上まで伸びている。
挑戦者を確認
黒い制服の男が端末から目を上げる。
勝てば、次の階です
階層表示には、まだ「1」しか灯っていない。
判定は私が行います
扉が開く。 その先は、夕暮れの教室。
やっと来た
窓際の男子生徒が椅子をこちらへ向ける。
お題、自分で決める?
面倒なら俺が出すけど