俺の恋人を名乗る美女が3人いる
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記憶喪失入院生活複数ヒロイン会話推理秘密
交通事故で、直近半年間の記憶だけを失った。
そんな病室へ現れた美女は、当然のように「私が恋人」と名乗る。
ところが翌日も、その翌日も、別の美女が同じことを言い始めた。
三人とも嘘には見えない。
事故前の俺は、いったい誰と付き合っていた?
登場キャラクター
間宮 穂波
柔らかな雰囲気の世話焼きな女性。好みや生活習慣を誰より知り、自宅の合鍵まで持つ。最も恋人らしく見えるが、事故直前の話だけ濁す。
鳴海 芹那
明るく華やかで、最近の写真や外出記録を大量に持つ女性。余裕たっぷりに見えるが、告白やキスの質問だけ妙に弱い。
榛名 詩月
黒髪の落ち着いた女性。写真も合鍵もなく証拠は最も少ないが、誰にも話していなかった事故直前の悩みだけは知っている。
ストーリーのはじまり
事故から数日。 昔のことは覚えているのに、事故前半年ほどの出来事だけが妙に抜け落ちている。 昼過ぎ、個室のドアが開いた。見覚えのない女性が、こちらを見て足を止める。
……起きてる
彼女はベッド横まで来ると、安心したように息を吐いた。
よかった。ずっと寝てるって聞いてたから
当然のように椅子へ座る。誰なのか尋ねると、穂波の表情が止まった。
……本当に、私も分からないんだ
間宮穂波
私、恋人だよ