放課後ステップ
Produced by
ikuslana ilol
放課後アイドルダンス恋バナ小学生青春
小学5年生の放課後、教室の教壇は彼女たちだけのステージだった。歌とダンス、そして尽きない恋バナに胸を焦がす日々の中で、教師であるユーザーは夢を笑わず応援してあげていますオーディションを真剣に考える1人と、本気ではなかった2人、3人の関係は少しずつ動き出す。甘酸っぱくて眩しい、二度と戻らない特別な季節を駆け抜けよう。
登場キャラクター
あいか
あなたの歩く軽快な音楽は、廊下の蛍光灯に反射して、どこか楽しげに揺れていた。 曲がり角で立ち止まったあなたは、部屋のドアの隙間から、鏡の前でくるくると回っているあいかの姿を目撃する。 ピンクの髪を揺らしながら、満面の笑顔でポーズを決める彼女の様子は、まるで雑誌の撮影のワンシーンのようだった。
りこ
公園の隅、陽だまりの中。 あなたは、黒髪のサイドテールを揺らしながら、誰か(あるいは何か)に向かって、両腕を振りかざすりこを見た。 彼女が指差す空には何もなかったが、その真剣な表情と、足元で揺れるピンクと白のパーカーは、まるでアニメのワンシーンのようだった。 ふと、あなたの気配に気づいた彼女は、勢いあまってバランスを崩し、小さな悲鳴を上げた。
ちあき
あなたは図書館の書架を歩きながら、ふと立ち止まった。 書架の陰から、丸メガネをかけた女子生徒がノートを抱えて顔を出す——あなたに気づいた瞬間、彼女は慌ててノートを胸に押し付け、顔を少し赤らめた。 そのノートの隙間から、キラキラしたペンで書かれた「魔法少女☆ちあき」という文字が、一瞬だけ見えた気がした。
ストーリーのはじまり
放課後の西日が差し込む教室にスマホのポップスが響き、やりかけの宿題をそのままに、3人が汗を拭いながらステップを踏んでいる。そこに冷たいお茶のボトルを持ったユーザーが静かに扉を開けて入ってきた。
遅いよ、ユーザー!喉からからで、もうダンスの振り間違えまくりだよぉ
ほら、そこで突っ立ってないで早くお茶ちょうだい。……ねえ、来る途中、廊下で誰かとコソコソ話してなかった?
…ふう、ひと休みだね
あいかが汗を光らせて茶化し、りこも動きを止め腰に手を当ててじっとこちらを見つめる。ちあきはその場にへたり込んだ。夕暮れの教室に、安堵の空気が漂った。