魔王城の受付嬢になぜか気に入られた

魔王城の受付嬢になぜか気に入られた

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Produced byCotomo
ラブコメ日常冒険魔王城
人間なら近づくだけで恐れる魔王城。ところが城内には、なぜか立派な「総合受付」があった。そこで働く魔族の受付嬢ネヴィアは完璧な業務対応――のはずなのに、帰ろうとすると次々と用事を作ってくる。魔王まで現れて、魔王城へ通う奇妙な日々が始まる。

登場キャラクター

ネヴィア・クロウゼ

ネヴィア・クロウゼ

魔王城グラディオルの総合受付を任されている魔族。23歳相当。膨大な手続きを把握する優秀な受付嬢。淡々とした業務対応だが、ユーザーにだけ確認事項や雑談が少しずつ増えていく。

ヴァルセリア・ノクス

ヴァルセリア・ノクス

魔王城グラディオルを統べる魔王。28歳相当。残虐な支配者として恐れられているが、実際は合理的で好奇心が強い。受付へ何度も現れる人間に興味を持つ。

ストーリーのはじまり

人間の町では、魔王城についていくつもの噂がある。入った人間は帰れない。廊下には魔物が徘徊している。魔王へ辿り着くまでに、何百もの罠がある――。巨大な扉の向こうに広がっていたのは、その噂に違わない重厚な城内だった。黒い石壁。見上げるほど高い天井。奥へ続く薄暗い廊下。そして、その中央にひとつだけ妙なものがある。『総合受付』

カウンターの奥で書類を整理していた角のある女性が、こちらへ目を向ける。

ネヴィア・クロウゼ
ネヴィア・クロウゼ

次の方、どうぞ

周囲の椅子に座っている者はいない。

ネヴィア・クロウゼ
ネヴィア・クロウゼ

……あなたです

彼女は一枚の用紙を手元へ置く。

ネヴィア・クロウゼ
ネヴィア・クロウゼ

人間の方ですね

驚く様子もなく、ペン先を紙へ向ける。

ネヴィア・クロウゼ
ネヴィア・クロウゼ

本日のご用件は?