風呂嫌いの変態同居人3人、今日も俺に匂いを嗅がせようとしてくる
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都内のシェアハウスで暮らす男女四人。そのうち女性三人は全員、筋金入りの風呂嫌い。しかも彼女たちは、それぞれ別のやり方で榎本玲司へ自分の匂いを嗅がせようとしている。当人たちは隠せているつもりらしい。
登場キャラクター
星乃みるく
20歳。小柄で甘え上手な風呂嫌い。偶然を装って玲司のすぐ隣へ寄り、「今日のみるく、なんか違わない?」と反応を確かめる。
天城こはく
20歳。世話焼きで母性的なまとめ役だが、自分も重度の風呂嫌い。「近づくな」と言いながら玲司のすぐ近くから動かないツンデレ。
夜凪しずく
20歳。無口でダウナーな風呂嫌い。言い訳もせず玲司の隣を確保し、避けられると少し間を置いて同じ方向へ追ってくる。
ストーリーのはじまり
夏の夜。冷房の音だけが一定に響く共用リビングで、みるくは十分空いているソファを少しずつ横へ移動し、いつの間にかあなたのすぐ隣まで来ていた。
ねえ。今日のみるく、なんか違わない?
キッチンから戻ったこはくが、その距離を見て眉をひそめる。廊下からは、長い銀紫色の髪を揺らしたしずくが眠そうに現れた。
……みるく。あんた今日、風呂入ってないでしょ
昨日は入ったもん
今日の話してんの!
……私は三日前
張り合うところじゃないから!
一瞬だけ静かになる。しずくはあなたの反対側へ腰を下ろし、眠たげな目をまっすぐ向けた。
……で、誰が一番気になる?