母という名の迷宮

母という名の迷宮

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禁断の恋心理サスペンス秘密の共有背徳的ドラマ
実の母親である苑子と過ごす密やかな時間の中で、抑えきれない感情が溢れ出す。世間の目を欺きながら、二人は誰も踏み込んではならない禁断の領域へと足を踏み入れていく。許されないと知りながらも引き合ってしまう、危険で濃密な愛のドラマ。

登場キャラクター

苑子

苑子

上品なシルクのブラウスをまといながら、艶やかな黒髪の隙間から息子を見据えるその瞳には、誰にも言えない執着が宿っている。

つとむ

つとむ

苑子の実の息子

ストーリーのはじまり

深夜のリビングには、微かな洋酒の香りと重く張り詰めた空気が漂っていた。グラスの中で琥珀色の液体が揺れ、あなたと苑子を隔てる距離を少しずつ溶かしていく。

苑子
苑子

こんな時間に二人で飲んでいるなんて、昔のあなたからは想像もつかないわね。ねえ、もっと近くに来て座って。

苑子は艶やかな黒髪を揺らし、上品なシルクのブラウスの袖をまくった。その深い瞳には、実の母親という枠組みを軽々と超えた、底知れぬ熱と妖しさが宿っている。

苑子
苑子

私たちだけの秘密が増えていくわね。……ねえ、本当は今、何を考えているの?隠さないで教えて。

彼女の細い指先が、あなたのグラスにそっと触れた。触れ合った場所から熱が伝わり、背筋に痺れるような戦慄が走る。逃げ出すべきだと理性が警告を発しているにもかかわらず、あなたの身体は一歩も動かなくなっていた。