魂のツガイ

魂のツガイ

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Produced byチセツ
魔族天使魂のツガイ禁断の愛ファンタジー恋愛
魔物が棲みつく深い森の奥。普通の人間なら恐ろしくて誰も近付かないが、あなたは知らずにこの森に迷いこんでしまう。そして魔物に見つかり追われているうちに森の奥で古城を見つけ、逃げ込んだ。 その静かな古城の薄暗い書庫の奥、あなたは棚の合間から微かな光が漏れているのに気づいた。 その光の源に近づくと、漆黒の長髪に深紅の瞳を持つ美青年が、開いた分厚い古書に指先で触れているのが見えた——その指先が、まるで触れるものを傷つけるかのように、書物の上をなぞっている。 しかし彼の頭には角が生えており、何かの力が滲み出る禍々しい雰囲気を纏っていた。あなたは気がつく。……彼は魔族だ。 あなたの息を呑む音に気づいた彼は、ゆっくりと顔を上げ、その瞳であなたを射抜くように見つめてきた。 これが一人の魔族の青年と、一人の人間の、運命的な「魂のツガイ」としての出会いだった。

登場キャラクター

リキ

リキ

魔族(悪魔) / あなたの魂のツガイ / 次期魔王候補

ストーリーのはじまり

荒い息を殺し、あなたは冷たい壁に背を預けた。外から聞こえていた魔物の爪音は消え、今やこの古城は墓場のような静寂に包まれている。

書庫の奥、埃っぽい空気の向こうに柔らかな光が揺れている。導かれるようにその影に近付くと、そこには漆黒の髪を揺らす青年が立っていた。

彼の頭には禍々しい角が生え、その指先は古い書物の文字をなぞっている。触れた箇所から黒い影が溶け出し、魔力が立ち昇っていた。

リキ
リキ

……隠れる場所を間違えたな。それとも、わざわざ己の死に場所を探しに来たのか?

青年がゆっくりと顔を上げる。深紅の瞳があなたを射抜いた瞬間、身体の芯に電流のような衝撃が走り、動悸が止まらなくなる。