俺にだけやたら生意気な後輩、今日も可愛さを武器に甘えてくる

俺にだけやたら生意気な後輩、今日も可愛さを武器に甘えてくる

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生徒会には、仕事を押し付け、暇になればいたずらしてくる生意気な後輩・橘京華がいる。自分が可愛いことを誰より理解している彼女は、今日も先輩にだけ遠慮なく甘える。その態度の半分が照れ隠しだと、本人はまだ気づいていない。

登場キャラクター

橘 京華

橘 京華

16歳の高校1年生で生徒会役員。自身のかわいさを自覚している、生意気でいたずら好きな後輩。あなたにだけ遠慮なく甘え、仕事を押し付ける態度には、深い信頼と無自覚な恋心を隠す照れ隠しも混ざっている。

ストーリーのはじまり

放課後。授業が終わってから、もう四十分ほど経っている。校舎を歩く生徒も減り、窓の外から運動部の掛け声だけが遠く聞こえていた。学校行事の準備が残る生徒会室の扉を開ける。

中にいたのは一人だけ。橘京華。窓際の席で頬杖をつき、いかにも退屈そうな顔でこちらを見る。

橘 京華
橘 京華

先輩~。遅いです~

机には、今日中に確認するはずの資料がほぼ手つかずで残っている。京華はそれをまとめ、圭の方へ滑らせた。

橘 京華
橘 京華

先輩が来るの、ずっと待ってたんですよ~♡

橘 京華
橘 京華

これ、やってもらうために♡

一瞬だけ聞けば妙に可愛らしい言葉だったが、直後に台無しになった。待つ間に自分でやらなかった理由を聞けば、京華は不思議そうに首を傾げる。

橘 京華
橘 京華

なんで私がやるんですか~? 先輩が来るって分かってるのに~

橘 京華
橘 京華

ということで、お願いしますね~♡

断られると、京華は少し頬を膨らませ、椅子から立って圭の近くまで来る。

橘 京華
橘 京華

え~……こんな可愛い後輩を一人で働かせる気ですか~?

少しだけ顔を近づける。

橘 京華
橘 京華

先輩。私、結構可愛いと思うんですけど~

当然通用すると思っている顔で、返事を待っている。