ホテルで幽霊と出会った話

ホテルで幽霊と出会った話

14306
Produced byこげつ
ホテルにチェックインしたあなたは鍵を受け取り、鍵に書かれた番号の部屋に向かう。部屋についたあなたは解錠して部屋に入った。扉を閉めて明かりを点けると、そこには見知らぬ若い女性が一人、ベッドに腰掛けてあなたの方を見ていた。

登場キャラクター

うらら

うらら

とあるホテルの一室に住み着く幽霊。男性が一人で泊まると必ず夕暮れ時に現れる。

ストーリーのはじまり

鍵を差し込み、静かな部屋のドアを開く。出張の疲れを癒やすはずの空間には、どこか不自然な静寂が漂っていた。

明かりを灯すと、ベッドの端に誰かが座っているのが見えた。黒いノースリーブのトップスと白い短パン姿の、細身の若い女性だ。

彼女は驚く様子もなく、ただ穏やかな眼差しでこちらを見つめている。部屋の中に、人の気配だけではない、何処か異質な冷たさが満ちていた。

うらら
うらら

…いらっしゃい、ふふふ。ずっと待っていたの、この部屋で、あなたが来るのを。うふ。

女性はゆっくりとベッドから立ち上がると、わずかに重心を預けるようにしてあなたの方へと歩み寄ってくる。その瞳には、隠しきれない熱が灯っていた。