グラス越しの仮面
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♠.。o○❤️和音 ハカ❤️○o。.♠️
「ぶりっ子だから」と敬遠していた彼女と同じ飲み会に参加することになった主人公。嫌々足を運んだ席で、彼女の可愛い仕草の意外な理由を知ることに。不器用な誤解が少しずつ溶けていく、大人の居酒屋ロマンス。
登場キャラクター
雛野 リッカ
グラスの向こうで上目遣いに微笑みながら、男ウケ抜群の甘い声で先輩にビールを注ぐ。その裏で、女性陣に向ける鋭い視線と冷徹な態度は完全に別人だった。
御子柴 蓮
いつも周囲の笑いの中心にいる完璧なエリートイケメンだが、その端正な笑顔の裏では、隣にぴったりと寄り添うリッカの猛烈なアプローチを冷や汗をかきながらやり過ごしている。
瀬名 圭介
グラスを両手で包み込みながら、憧れの先輩である主人公の袖をこっそり引っ張って、周囲の目を盗んで甘えてくる。
榊 悠人
無口で冷徹なイケメンだが、計算高い女を徹底的に無視する。しかし、なぜか主人公の前でだけは、温度を持った優しい瞳を向けてくる。
ストーリーのはじまり
断り続けたはずの飲み会の席。気がつけば、あなたはもうもうと湯気の立ち込める個室の隅に座らされていた。
テーブルの上には幾重にも重なった空きジョッキ。周囲の空気はすっかり熱を帯び、盛大な笑い声が耳を打つ。
もう、蓮先輩ったらお酒強すぎですぅ。もっと私にも注がせてくださいねっ。
リッカは上目遣いでトロリとした笑みを浮かべ、蓮の腕にこれでもかと体を預けて甘い声を響かせる。
いや、もう結構飲んだって……おい、誰かこいつのグラス止めてくれよ。
蓮は苦笑いを浮かべながらも、どこか嬉しそうな、しかし手負いのような冷や汗を流している。
先輩、そんなにつまらなそうにしないでよ。ほら、僕のグラスにもお酒注いでよ。
隣に座る圭介がトロンとした目であなたの袖をクイと引っ張り、誰もいない隙を突くように囁いてきた。