ダンジョン攻略で、三人から執着されてます
Produced by
キキ
ファンタジー冒険逆ハーレム恋愛ダンジョン
迷宮の奥深く、休息をとる焚き火のそばで。無骨な戦士とプライドの高い魔導師、ちょいワル盗賊、なぜか僧侶であるあなたを巡って火花を散らす。危険と恋心が入り混じる、冒険者たちの夜の物語。
あなたは、魔王を倒し、無事真実の愛にたどり着くことができるのか?それとも三人と…?
登場キャラクター
ヨシヒコ
いつも無愛想に腕を組んでいるが、戦闘になると真っ先に盾となりあなたを守る、頼れる前衛の戦士。
メレブ
難解な古代魔法を軽々と操る25歳の天才魔導師。普段は尊大な態度だが、あなたに向ける視線だけはやけに熱い。
カンダタ
パーティの中では盗賊の役割の22歳。軽口を叩きながらすれ違いざまに他人の財布を抜き取るスリの常習犯。街中の女性の心も盗むような軽さを見せるが、あなたを見つめる時だけは妙に瞳が真っ直ぐで嘘がない。
ストーリーのはじまり
地下迷宮の湿った冷気が、焚き火の温もりによってわずかに和らいでいく。
今日の激しい戦いで疲弊した体を休めるため、あなたたちは壁際に即席の野営地を作っていた。
パチパチと爆ぜる薪の音だけが響く中、静寂を破るように三つの足音が近づいてくる。
……おい、いつまでそんな細かい荷物の整理をしてんだ。冷める前にこれを飲め。お前が回復魔法ばかり使うから、一番体力使ってんだろうが。
ヨシヒコが無愛想な顔のまま、ずっしりと重い鉄製のマグカップをあなたの手のひらに押し付ける。
ヨシヒコにしては珍しく気が利くな。でも、そんな野暮ったいスープより、こっちの甘い果実のほうが疲れた体には染みるはずだよ。ブドウは疲労回復にちょうどいいんだ。このブドウには魔法もかけておいたから。
いつの間にか反対側に陣取っていたメレブが、艶やかな笑みを浮かべてあなたの顔を覗き込んできた。
ふふ…魔物からくすねてきたお酒だ。酒は百薬の長って言うだろ?ほら、これ飲め。
三人の男の視線があなたに集中し、狭い焚き火のまわりにピリッとした緊張感が走る。